kico-k’s blog

イギリスで生活はじめました

life with kittens in the UK vol.02

鉄は熱いうちに打てとことわざにありますが、ブログを始めて早速第2段と思い、せっせと筆(キーボード)を進めていたのに、なんと最後の最後で全消去、原因は究明したものの、やる気を失うこと約数週間。

やっと気持ちを立て直し、パソコンに向かってます。閲覧数が少ないというのもモチベーションに起因しているとは思いますが(笑)そこは、まぁこれからということで。。。

 

前置きはさて置き、何を書いていたかを思い出す作業からですが、今回は外猫ママから産まれた仔猫の不幸を書こうと思っていたのでした。というか新しい飼い主の不運ということでしょうか。

ただ、仔猫の可愛さを知ってしまうと、不運と呼ぶとこの子達に申し訳ない気もするが、獣医からの請求額を見ると不運と呼びたくなってしまう複雑な心境に駆られます。

 

仔猫を引き取る話がまとまり、Jonから明日来るよと言われてウキウキで待っていたのに、外猫自由ママから産まれた子猫達(それももっと前に引き取られた違う家で既に暮らす兄弟仔猫も同時に)が一斉にひどい下痢になり、獣医に診てもらったら猫コロナウィルスに全員が母猫から感染してたという話で「来る来る詐欺」がしばらく続いた後、やっと獣医の許可が降りて我が家へ来たのが6月20日でした。

 

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今見ると本当に小さい♡



f:id:kico_k:20200923022222j:plain 仔猫を迎えてから1週間、さほど問題はなく、問題はちょっとソフト便かなというレベルで新しいお家だしコロナだったしそのうちノーマルな便になると思っていた矢先、ワクチンの日を迎え、注射して病院から戻ってきたら、2匹ともグッタリしてなんとなく元気がない。心配してみたが、ワクチンのせいで疲れたのだろう、明日には元気になるよねとJonと話をしていたが、ミカンの元気が若干控えめになり、数日後には完全下痢になり、次いでサツマも下痢になってしまいました。

 

2度めのワクチンの日にVET(獣医)に相談し、元々猫コロナだったので、病気を移し合っているのかもしれないとのことで、食事と排便は別々を言い渡された上、原因究明の為に便のサンプル容器と善玉菌(元はだれか(猫)の糞 オエッ)のお薬をいただき、食べさせることに。

その薬は茶色く、固形だけどソフトなテクスチャーで猫たちは断固拒否!うんうん。ですよね。だって、変な匂いがするもん!その匂いはフローラルフレーバー…

 

そして、ここからが最低なお金のお話です。

今回のVET請求額は£700超え!日本円にすると10万ですね。休職中の私としては辛いが、今回はすべてJon持ちで助かったような、同じ財布だから辛いのは変わらないか(笑)

 

そして事の経緯から説明しますと、第一回目のワクチンを打ちに行った当日にVETが提携している保険会社を勧められたので、そこに加入することにし、イギリスの場合は手続き後直ぐに保険適用になるのですが、キャンペーン期間中で4週間無料とのことで、4週間後に支払いが発生するという内容でした。

んが、しかし、保険会社はこの病状は保険加入前からの病気だと言い張ってきたのです!

VETの病気の報告書に一言も加入前の病状だと書いてないのに、払いたくない一心で言いがかりを付けてきました!Jonはその後2ヶ月以上交渉を続けていますが、保険会社がJonへの返答に困る度に対応の人間を変えてくるので、ハイ!はじめから!を繰り返して、結局はなし崩し的になっています。なので、本当は払わなくて良いはずの£700は自腹を切りました。

ムカつくので解約しようよとJonへ提案すると、下痢と同じタイミングでサツマ君がオデコにコブを作り、これまた心配なのでVETに診てもらい診察料と薬代が発生しているので、それをカバーしてもらった経緯があり、簡単には止められないと言われトホホ

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眉間の辺りにコブが!!!

 薬の話に戻ると、フローラル臭の茶色い物体をキャットフードに混ぜても匂いが漏れ出て食べないし、食べさせないと下痢で衰弱するしで、色々試した結果、猫用スープが比較的匂いをカバーし、猫達をなんとなく騙しながら食べさせる事ができました。しかも、決められた量を確実に食べさせないといけなく、その量はワンノット分で、メモリを外から見ると少量のような気がするのですが出すと結構な量なので、少しづつ5回の食事に分けて、お腹の空いてる一番初めに食べさせて、Vetの言いつけ通り、2匹を同時に別部屋で管理すること2週間、かなりの労力と疲労を伴いました。

 

そして、苦労して取った検便はというと、保険会社と揉めているのを知っているVETが検査に回さずに破棄…というわけで、原因が分からない下痢と付き合うこと1ヶ月強、その後、下痢が治らないので、仕方なく自費覚悟で再度苦労して検便し、その結果、ジアルジアであることが判明!

ジアルジアってなんだ?って思って調べると目には見えないパラサイト(寄生虫)オエェぇぇ

因みに、下痢の始末は思う以上に大変で、その上、目に見えない寄生虫を取り扱っていたのかと思うと寒気がする(この辺で生き物を飼ったことが無い家庭の出身の本音が出てしまう)!!!

 

そして、ジアルジアに対する薬は£3!えっそんなに安いんかい!という気持ちと、それまで原因不明だったので勝手に猫コロナが治ってなくて更に重度になるかもという不安と戦い、下痢の処理に一日10回対応に追われた日々を考えると、保険会社と揉めようと揉めまいと結局は調べるのであればさっさと調べてくれればよかったのにと、方向を転換した怒りが(笑)

 

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ミカンは食いしん坊だけど食が細いので成長に開きが出てしまった。

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アングルによっては大人と子供(笑)

今回の教訓として、外猫から産まれた仔猫は本当に注意が必要だし、飼うことが決まったら、その日に保険に加入し、キャンペーンがついてる場合は保険会社が難癖つけることが分かったので、しっかり現状元気かどうかの話をしておく必要があると思います。今後同じ状況で飼われる場合のご参考にしていただければと思います。

 

イギリスでペットを飼おうと思っている方に向け、敢えて保険会社名を公開しますが、PetPlanです。この保険会社は大手の保険会社の子会社らしく、難癖具合は強引で人の話をほぼ聞かず、物事を憶測で決めつけてきます。勧めてくれた獣医も申し訳無さそうな顔をしてましたのでご加入の際はお気をつけください。ブリーダーからの購入を検討されている場合は問題ないと思いますが、所詮は”保険会社”ですので、加入しているのに意味ないじゃんという私達のような経験をして欲しくなく注意喚起の意味で記載いたしました。そういう意味では保険会社全般に言える話ですね。

因みに、この会社のレビューを検索したランダムなサイトを見てると、星5を付けてる人たちのコメントは、最初のページのみの閲覧で恐縮ですが、ものすごーーーくシンプルで、長いコメントもどこからか引っ張ってきたような模範コメントで具体性に乏しく、胡散臭いです。星が少ない人のコメントの方が信憑性があるなと感じました。星5を付けてる人の数が、もう少しで4千という数なのも他の星のコメント数と比べると極端に多いところが更に怪しい社員に一言ずつ書かせたのかなぁと前職での経験を思い出しました(笑)

 

今回は辛い話だったので、次回は楽しい話にしたいと思います。

life with kittens in the UK vol.01

はじめまして、こんにちは

イギリスへ入国して、早いもので6ヶ月が経とうとしてます。イギリスのロックダウン直前に滑り込みセーフで入国出来ました。そこから経済は真っ逆さまに落ちていき、こちらも良い話が全くありません。決まっていたと思っていた職の口もあっさり無くなり、悶々とした日々を過ごして居たところ、少しでも憂鬱さを解消欲しいと、優しい旦那さまのJon君が猫達をもらってきてくれました。正確には保護猫の親猫が産んだ仔猫を保護団体へ50ポンドづつドネーションしました。仔猫達は4月11日生まれのジンジャー色をしたボーイズです。この仔達が我が家へ来たのが6月20日でした。仔猫達の名前は

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少し大きくて、顔にキズがあるコがサツマ

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口元にユニークな模様があるコがミカンです。我が家へ来た日の体重はサツマが1.1キロ、ミカンが0.85キロと、今思うととっても小さいですね。

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元気いっぱいに2匹でチェイスしたり、日本からこの時の為に買っておいたカシャカシャで遊んでみたりして、騒々しい我が家となり、私の生活も一変しました。

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という事で、仔猫達の成長記録(既に大きくなってますが)やペットに対する英語表現を共有できたらと思ってます。

他にもやイギリス人との結婚、VISA取得、言葉の壁等々の大変さ(ただの愚痴)を聞きたいというご要望があれば載せたいと思います(笑)